陸前高田 現地調査🌻 その1

なかなか更新ができておらず、申し訳ないです💦
実は2019年8月6日(火)〜8月9日(金)の間、Book-aidのメンバー13人+渋井先生で、岩手県陸前高田市に現地調査に行ってきました!
これから3回に分けて、その様子をお伝えしていきたいと思います。

1日目である8月6日(火)はほぼ移動日だったので割愛し、2日目である8月7日(水)のメインイベント「うごく七夕まつり」について書いていこうと思います。

「うごく七夕まつり」とは、江戸時代から続く伝統的な陸前高田市のお祭りで、山車などを目印に亡くなった方の魂が戻ってくるという「鎮魂」の意味が込められています。また東日本大震災後には、「鎮魂」の意味とともに、震災からの復興、亡くなった方々への慰霊、失われた町の絆を取り戻すことなども願いとして込められるようになりました。
「うごく七夕まつり」という名前の通り、町内の各地区ごとに上の写真のような大きな山車を引き、町中を練り歩きます。

そして実は、私たちも山車を引かせていただきました!
私は山車を引いたこともなかったし、ましてやこんな大きな山車を動かすお手伝いができると思うとワクワクしました✨
↑山車に繋がっている綱を引く様子

このようにして綱につかまって山車を引いていきます。この日は気温がとても高かったこともあり、汗もたくさんかきましたがすごく充実していました!
↑地域の方が用意したカレーをいただく様子

お昼休憩ではカレーをいただき、陸前高田の散策をした休息を取り、また夜の部に臨みました。
夜になるとライトアップされて、また違った様子の山車を見ることができます。また夜も同じように山車を引いていくのですが、夜になると人も多くなり、笛や太鼓の演奏を聴きながらとても盛り上がっていました🙌

私自身あまりお祭りに参加したことはなかったのですが、別の地域から来たのにも関わらず暖かく迎えてくださって、しかも山車を引くという形で参加させていただき、本当にありがたいことだと思いました。
また、私が今まで参加してきたようなお祭りとは違い、地域全体でお祭りを作り上げ、楽しんでいるように感じました。
これは震災を乗り越え、お祭りを何とかして続けようという陸前高田の人々の強い想いがあってこそだと思いました。

これからもずっとお祭りは続いていくと思うので、またぜひ参加させていただきたいなと思いました!


次回は3日目の「草刈り」について書いていきます。

Book-aid

名城大学の学生団体である「Book-aid」です。 私たちは2011年3月11日に起きた東日本大震災で多くの被害を受けた岩手県陸前高田市の図書館再建プロジェクトに参加しています。 震災を風化させないため、私たちの活動拠点である愛知県からでもできることがあることを皆さんに知ってもらうために活動しています。

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